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執筆者の写真アシスト福岡南

続・勉強で困らないためにⅤ


 はい、それでは続・勉強で困らないためにの第5回を書かせていただきます。今回の内容は勉強法5の「問題集は何も見ずに解く」とありますがこれは基本中の基本です。


 例えば、定期テスト前に試験範囲票の中にワークの何ページから何ページまでと課題が出ています。最もダメダメなやり方がというよりしても意味がないだろう!という代表例ですが試験の数日前に提出に追われて答えを見ながら丸写しをするという行為です。


 これは「勉強」ではなく「書き方」です。このようなことをしても学校の先生方は生徒の学力を知っているのですから〇(正解)だらけのページを見ても溜息をつかれるだけです。そして、慌てて書いているので誤字・脱字のオンパレードです。成績が伸びない生徒のほとんどはこのミスに気が付きません。だから、そこそこの成績にしかなれないわけです。


 「問題集」というのは「勉強の健康診断テスト」なのです。今の自分がわかっていない、出来ないところを指示してくれる貴重なものだと考えてください。


 また問題集をやる中で、これはケアレスミスだと自分に言い聞かせ、いつまでもできない自分を直視しない生徒がいます。私はケアレスミスと言っている間は成績が伸びないと断言します。これは、そういう癖がある「自分の欠点」であり「繰り返さないためにチェックすることは何か!」を意識しないと何時までも同じことを繰り返すだけです。


 とにかく、答えを「チラ見」しながらやっても時間の無駄です。正々堂々と実力で取り組む、そして、間違えたところのやり直しが「本当の勉強です」。やり直しは解き方の理解を行ったうえで取り組むのです。


 私自身、中学生のころは運動部に所属していました。帰宅後はその日に学習した内容を理解しているか確認するために学校のワークをやっていました。これには大きな2つの効果があったのだなと後に気づきました。


 1つは日々やるわけですから試験前に慌ててやる必要がありません。また、その日のうちに復習をすると脳内に70%以上の内容が記憶する効果があるらしいのです。逆に1日経つと70%以上の内容を記憶から失うらしいのです。そういうことから私は日々の少しの積み重ねが大事であると言わせていただきます。


 スマホに手を伸ばす前に「宿題とワーク」これをやってからでないとスマホに手を出していけません。保護者様は子供の「やったよ」という言葉を真に受けていけません!「必ず目視による確認」を子供のためにしてあげてください。


 長い人生の中で子供に手をかけてやれるのは今だけです。今は子供から煙たがられても絶対してあげてください。本日はここまでです。次回の投稿も楽しみにしてください。



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